『MAD MANレポート Vol.4』広告&マーケティング業界の最新トレンドを紐解く(DI.ニューヨーク発行)

MAD MANレポート Vol.4(2015年3月号)

  • オンラインのみの放映に踏み切る、NFLフットボールの放映権
  • 視聴データの主導権争い〜ニールセンの後追い、エクセレート(eXelate)買収
  • 資本政策の重要性:血統書となる株主構成、外資の取り入れ方
  • メディアからのキックバックがどうした。米国広告界。
  • HAVASから見る、経営主導権とグローバルへの多様性
  • オンラインファッション、ボノボス(Bonobos)が収集する、オフラインデータとは

オンラインのみの放映に踏み切る、NFLフットボールの放映権

MAD MAN 見地ではかなり大きな歴史的転換点であると考えるが、本件はまだ日本ではあまり紹介されてないようだ。

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続報が待たれるが3月25日にWSJが発表した所によれば、2015年冬のシーズンから、これまでテレビ局に販売していたNFLプロフットボールの全国放映権を ネット企業(YouTube やFacebook、Netflix等)や、インターネット・ディストリビューター企業(Verizon等)といったオンライン企業「のみ」に販売する意向に決めたようだ。今年は試験的にWeek7のマイナーゲームから開始。どこの企業が買うのか注目が集まる。日本に置き換えて考えて欲しい。Jリーグやプロ野球をテレビ局は無関係で、視聴者はネットでは見られる、という選択だ。

 

年間1000億円単位のテレビ局の投資

この発表は、これまで「テレビ局」が莫大な放映権料を払って競い獲得していたNFLの歴史を変える。2011年の記録では、NFLは総額270億ドル分(約3.2兆円分)のテレビ局との将来コントラクトを保持している。年間で各テレビ局がNLFに支払う「年間放映権料」では総額約50億ドル(約6000億円)、内訳は、FOX、NBC/コムキャストが各1000億円級、ESPNが2000億円級、という勘定だ。

 

日本にも直ぐに余波がくる事件

NFLは他のスポーツ団体に比べ、いつも新しいメディアへの挑戦の先陣を切るという歴史的にもリーダー的存在。別のスポーツに飛び火するのは時間の問題で「スポーツ」という「生」が売り物のコンテンツがテレビ局から移動を始めたのだ。上記のNFLの50億ドルの放映権料規模はプロ野球(MLB、放映権収入約15億ドル=約1800億円)やプロ・バスケットボール(NBA、同9.3億ドル=約1110億円)よりも圧倒的に規模が大きい。これは世界的にも規範が作られる初動だ。

 

マーケターのスポーツコンテンツに対するマネタイズ感覚が注目

例えば「NFLの全国放映は、ネットフリックスに加入しないと・・・

 

続きはMAD MANレポートVol.4にて

 

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