2023.07.11

テレビCM出稿で使われる「線引表」とは?

こんにちは!デジタルインテリジェンスの広報・PR担当の詩(うた)です!

今回は、テレビCM出稿の際に使われる「線引表(せんびきひょう)」について解説していきます。

以下が、実際の線引表です。広告主の要望を受けて、テレビ局の作案担当者がどの番組に流れるのかを表す線引表を作ります。

赤い線1本はCM1本が流れることを意味しています。局の営業マンはこの線引表を持って代理店に提案し、一部調整が入ったうえでどの番組に流れるか確定します。もちろん、様々な事情で一部変更される場合はあります。

斜めの線がPT(ピーティー)で真っ直ぐに引かれているのがSB(ステブレ)です。

PTとは、Participating Commercialの頭文字を取ったものです。これは番組と番組の間に流れるCMのことで、提供表示を付けないCMです。

SBは、Station Breakの頭文字を取ったものです。これは、番組から次の番組へ移る間の時間に流れるCMを指します。高視聴率を期待できるため、人気番組の前後は人気枠となります。

なお、テレビCM料金の時間区分を表す「タイムランク」というものも存在します。テレビ局によってどの時間帯がどのランクなのか異なりますが、料金が高い順にAタイム・特B(S)タイム・Bタイム・Cタイムと表します。

緊急ニュースなどが入り、スポット広告でBタイムに流れるはずのCMが流れなかった場合は、同じBタイムのどこかの番組に流してもらうことができます。 

以上が線引き表についての簡単な解説になります。

それでは、また次回お会いしましょう!