デジタル時代のマーケター養成塾「横山塾」の講義内容および日程について

デジタルインテリジェンスなど5社の代表および取締役が講師陣となり 、マーケティングのデジタル化に対応するスキルセットを定義し、育成するためのカリキュラムをつくり、自ら指導する「横山塾」を開講する運びとなりました。「横山塾」の概要と講義の内容と日程が決まりましたのでお知らせします。

 

カリキュラムの全体構成

「デジタル時代のマーケティング」における基礎からスタートして、マーケティングの実務プロセスに沿った形で専門分野を各担当講師からレクチャー。さらに、グローバルの最新事例から「これからのマーケティング」についての探求をおこなっていく。

 

講師および講義内容の紹介

塾長:株式会社デジタルインテリジェンス 横山 隆治

1982年㈱旭通信社(現㈱ADKホールディングス)入社。1996年ネット広告のメディアレップ、デジタルアドバタイジングコンソーシアム㈱設立。同社代表取締役副社長。2001年同社を上場。インターネット黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。2008年㈱ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。企業のマーケティングメディアを、POEに整理するトリプルメディアを日本に紹介。2011年㈱デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

・第一回講義「マーケティングのデジタル化の本質」

マーケティングのデジタル化とは何か、その本質を5つのポイントとして解説する。
デジタル施策(アウトプットがWebやアプリなどを使った施策)を行うことが、デジタル化ではなく、従来経験と勘で行なってきたいわゆるアナログ施策のプロセスをデジタルで変革することこそが、デジタル化の本丸である。
2020年代に一気に進むであろうデジタルトランスフォーメーション(DX)、なかでもマーケティングはデジタル化でその構造が大きく変わる。考え方、実行の仕方、スキルセット、組織編成、など従来型の発想の転換を迫られる。現象面だけからの対応にならないように、構造変化の本質をしっかり理解し、デジタル時代のマーケターとしての骨太なスキルの基礎を築く。

・第二回講義&ワークショップ
「マス&デジタルの統合メディアプランニング思考を鍛える」

その① 「アロケーションの基本的な考え方」(講義)
     ・メディアアロケーションは機能・役割の配分
      ファネルにどこにいくら使うかを考える
     ・エリアアロケーション
      「テレビ×デジタル統合の基本的な考え方」(講義)
      「マスメディア広告のプランニング実務研修」(講義)
         
その②  基礎素養としてのマスメディアプランニング実践
     ・テレビスポット作案研修(ワークショップ)
     ・トータルメディアプランニング研修(同上)

 

講師:株式会社デジタルインテリジェンス 榮枝 洋文

1989年㈱旭通信社(現㈱ADKホールディングス)入社。WPPグループとしてADK America CFO兼副社長を経て現職。海外現地法人のマネジメントを18年務める。WPPのグローバル・エージェンシーとクライアントとのシンジケート連携を担い、現在は海外経営マネジメントと米系エージェンシーとの提携コンサルテーションを行う。日本広告業協会(JAAA)会報誌コラムニスト。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

講義内容:「世界を見据えた明日のキャリアづくり。Google/Amazon/Microsoft/Appleを越えた次なる世界へ」

講義概要:
これまでのご自身の経験やキャリアが、もし日本だけに向けられていた自覚があるならば、 今こそ「世界を先読みする目線」に切り替える時。デジタルを起点としたマーケティングやビジネスとは、実は「グローバルに生きる」と表裏一体を意味している。国境や言語、年齢や人種で区切るセグメントを排除することで、自分ならではの新しい基軸が世界で価値を持つ事に気づけるだろう。
そのためには「世界動向の意味を把握して、自分はどこを目指し、そして今どのような行動を取っているか」を自問する。新しい自分世界ビジネスに向けた、第一歩を切り開くためのセッションとする。
ニューヨーク在住の講師による、「日本で導入可能な経営論と新概念のマーケティング」を基盤にした講義を行い、さらに希望者にはグローバル・キャリアに向けた相談も受け付ける。

講義内容・候補一覧

全2回でのテーマ案 ※
◆「Amazon Go」はレジ無し決済が凄いのではない。気づかざる「ユーザー・オプトイン」の蓄積の凄さ。
◆Time Warnerを8兆円で買収した、5G携帯回線のAT&Tが展開する広告収益のコンテンツ事業採算性。競合Verizonとの比較でみた、次なる日本の予兆。
◆コンサルティングのAccenture、Deloitte、PwCと、旧来エージェンシーの力比較。さらに迫り来るAdobe、Oracle、IBM、Salesforce等のテック企業のマーテク化。
◆「Digitally Native Vertical Brand(DNVB)」と「D2Cブランド」の大きな違い。ブランド企業の投資の矛先はどこへ。
◆米国で浸透する「プログラマティックTV」「アドレサブルTV」「コネクテッドTV」を理解する。日本のテレビ広告市場の次のステップを考える。
◆Burger Kingによる、位置情報こそが販促活用よりもブランドLTV向上の活用へ。日本での「サブスク疲れ」はなぜ発生するのか。
◆巨人P&Gやネスレすらが悩む、「ファーストパーティー・データ」の新定義。
◆マーティン・ソレルCEOが手がけるMightyHive社による「インハウス化支援事業」の注目度とは。
◆AmazonやNetflixが処方箋薬をサブスク販売する日が、なぜ注目なのか。
◆Walmartによる、有名起業家CEOを集結させる「Store No.8」プロジェクト。

※随時世界で起こる出来事に対して、講演セッションでリアルタイムに視点解説を行う。 

 

講師:株式会社ベストインクラスプロデューサーズ 菅 恭一

1998年総合広告代理店入社。2004年、次世代型デジタルマーケティング組織を起案。発足後10年間のリーダーシップを通じてPOEにおけるコミュニケーションプランニングとデータドリブンなマーケティングマネジメントをシームレスに実践する組織基盤を構築。2015年4月、デジタル時代のマーケティングプロデューサー集団、㈱ベストインクラスプロデューサーズの創業に参画、代表取締役社長に就任。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

講義内容:「マーケティング・プロセス」
~ デジタル時代のマーケティング・プロデュース術 ~

講義概要:
いま、多くのブランドにおいて、マーケティングパートナーとの向き合い方が「フルサービス型」への一括委託から「ベスト・イン・クラス型」によるセルフマネジメントに移行しています。しかし、パートナーの専門領域が多様化する中で、異なるスキル、異なるキャリアの集合体を一つにまとめ、円滑にプロジェクトを推進し成果に導くことは簡単ではありません。BICPではブランドリーダーと現場、パートナー企業の間にある様々なギャップを解消し、チームとしての戦略理解と実行の連動性を高める目的で、プロセスデザインという思考を重視しています。本講座では、BICPが創業以来4年間、現場におけるプロセス思考を徹底してきた結果、得られた方法論、効果効能について説明をおこないながら、フロントに立つプロデューサーが身につけるべき基本動作について学んでいきます。

アジェンダ(案):
1.マーケティング業界の変化と背景となる問題
2.ブランドの真実はどこにあるか?
3.ベストインクラスという考え方
4.なぜ、マーケティングプロデューサーが必要なのか
5.マーケティングプロデュースの5ステップ
 ①問題と課題の整理
 ②プロセスとロードマップ設計
 ③マーケティング活動の構造化
 ④チームビルディング
 ⑤プロジェクトマネジメント
6.マーケティング組織の戦闘力を高めるプロセスデザインという思考

 

講師:TOMOGRAPH 川越 智勇

1992年㈱旭通信社(現㈱ADKホールディングス)入社。情報システム、マーケを経て、2000年からクリエイティブ。2011年9月より、ドリル(㈱電通と㈱ADK共同出資のノントラディショナル・クリエイティブ・ブティック)に加わる。2013年10月に独立し、TOMOGRAPH代表。2015年㈱ベストインクラスプロデューサーズ取締役に就任。その経歴を活かし、戦略立案からクリエイティブおよび施策のプランニング・実施までマス・リアル・デジタルの領域に渡っておこなっている。広告賞審査員歴としてカンヌライオンズ、アドフェスト、スパイクスアジア、ニューヨーク広告賞、ACCなど、受賞歴としてクリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリスト、ニューヨークADCデザイン部門ブロンズ、ACC賞/ACC地域賞、ロンドン国際広告賞部門賞など。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

講義内容:「クリエイティブとアイディア」

講義概要:
マーケティングというとまず「戦略」ありき。それは正しいのですが、「戦略」構築ばかりに注力し、肝心のカスタマーとの接点における体験の中身をおろそかにしてはいないでしょうか。もちろん「戦略なければ戦術なし」ですが、一方で「すぐれた戦術なくして戦略の実現なし」でもあるのです。
この講義では接点における体験=「クリエイティブ」をテーマにします。実務における「企画」とその根源である「アイディア」について、考察を深めていきます。
いかにメディア環境が変化しても必要とされるのは「アイディアのあるクリエイティブ」で、デジタル時代のマーケターにとってもアイディアの「発想力」や「目利き力」は必要なスキル。一緒に「クリエイティブとは、アイディアとは何か」を探求しましょう。

講義&ワークショップ
「クリエイティブとアイディア」
・「クリエイティブとは。アイディアとは。」(講義)
・アイディア発想研修

 

講師:株式会社CRYST 八嶋 実

1987年㈱旭通信社(現㈱ADKホールディングス)に入社し、戦略プランナーとして、途中BBDO NYへの派遣時期を含め、長いプランニング経験を持つ。インサイト・ワークから、突き抜けたクリエイティブ・アウトプット開発につなげることを強みとし、数多くの実績を残してきた。近年はコミュニケーション・デザインの分野に活動の領域を拡張し、様々な分野のクリエーター、プランナーを束ねるエグゼクティブ・コミュニケーション・ディレクターを務める。2018年12月、独立し、㈱CRYSTを設立。これまでauのブランディング、IKEAの日本市場ローンチ、SHARPの環境キャンペーン、「小田急ロマンスカーで行く箱根」など、多くのキャンペーンを手がける。ACC、カンヌ、ADFEST、SPIKESと、国内外の審査員経験多数。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

講義内容: マーケティング思考
~ デジタル・リテラシーの高いマーケターこそメインストリームへ 進化への思考法 ~

講義概要:
これまで、マーケティングでデジタルというと、ニッチな発想や、与えられたミッション前提のミクロな範囲での試行錯誤が中心となりがちであった。しかしこれからはデジタル前提でマーケティング全体を考えていく時代となる。そうなると、デジタル・リテラシーを最大限に生かしながら、大局的視点、深い洞察的視点の両方を駆使し、デジタル時代ならではの柔軟でスピーディな判断と対応が必要となる。しかも、これまで以上に、根源的なところから、創造性さえも求められる。この講座では、そうした、これからのマーケターに必要な視点や、戦略的な発想を学ぶ。

講義① メインストリームとしてのマーケティング思考法
・ 与えられた課題を疑う本質を見つめる思考
・ マーケティング近視眼に陥らない大局的思考
・ 深く消費行動を読み取るインサイト思考
・ 柔軟な対応を可能にする複眼的思考
・ インサイトからアイディアへ、戦略的発想

講義② 思考法の実践ワークショップ
具体的課題に取り組むグループワークを通じ、講義①の内容を疑似実践

 

講師:株式会社SAKUSEN TOKYO 堀 昌之

コミュニケーションプランナー。1996年、コピーライターとしてキャリアをスタート。総合広告代理店やネット広告代理店などで、コピーライター/CMプランナー、マーケティングストラテジストなどを経験。その後、ソーシャルゲーム会社でマーケティングの責任者を務める。2013年コミュニケーションプランナーとして独立。2014年㈱SAKUSEN TOKYOを設立。ブランディングからダイレクトマーケティング。広告活動からCRM。オンラインから、オフラインまで幅広いコミュニケーションのプランニングを遂行。マーケティングチームの組織づくりやインナーブランディングなどもサポートを行っている。


「横山塾」講義&ワークショップ内容

講義内容:コミュニケーションプランニング
~ デジタル時代に機能するコミュニケーションとそのプランニング方法 ~

講義概要:
タッチポイントの増加。ユーザーの価値観の多様化。消費行動モデルの複雑化。デジタルテクノロジーはマス時代のシンプルなマーケティング・コミュニケーション構造を、比較にならないほど複雑化した。デジタル時代の黎明期には、AISAS、DUAL-AISASなど様々なユーザー行動モデルが登場したが、もはやそれだけでは、ユーザー行動を捉えきれず、コミュニケーションのプランニングはできない。今回の講義では、①ユーザープロセスの連続性②コミュニケーション構造の多層性③コミュニケーション全体の可視化の3つをテーマに、「デジタル時代に機能するコミュニケーション」のあり方を<コミュニケーションシナリオ>を活用し、体得する。

① 講義型【コミュニケーションプランニング概論】
・ コミュニケーションの地図を書く。それがコミュニケーションシナリオ
・ ターゲットの描き方(モチベーションドライバーの設計の重要性)
・ 提供価値の明文化
・ シナリオの書き方
・ 施策マップの重要性
・ KPI設計
・ クリエイターやメディアプランナーへのオリエンシート

② ワークショップ型【シナリオを書いてみよう】
 嗜好品(タバコや酒)を題材に、
 1:ターゲット設計
 2:提供価値
 3:シナリオ
 4:施策マップを書いてみる。
→各自宿題を出し、堀の方で添削。みんなでディスカッションする。

 

日程について

下記の日程(予定)で、全11回の講義を行います。

第一回:7月17日(水)
第二回:8月7日(水)
第三回:8月28日(水)
第四回:9月11日(水)
第五回:9月25日(水)
第六回:10月9日(水)
第七回:10月23日(水)
第八回:11月6日(水)
第九回:11月20日(水)
第十回:12月4日(水)
最終回:12月18日(水)

※各日程は、予定であり変更になる可能性がございます。

 

横山塾に関するリリースは下記をご確認ください。
デジタルインテリジェンス、ベストインクラスプロデューサーズ、TOMOGRAPH、CRYST、SAKUSEN TOKYO の各社によるデジタル時代のマーケター養成塾「横山塾」開講およびデジタルトランスフォーメーションラボ開設のお知らせ

 

「横山塾」開講に関する概要
◆定員数  15 名
◆期間   7月~12 月までに 11 回の講義およびワークショップ
◆費用   1名 25 万円(消費税別)

 

詳しくは下記DI.担当者まで
この件に関するお問い合わせ:
株式会社デジタルインテリジェンス 教育事業 担当 
email:info@di-d.jp
Tel:03-6416-9879